外回り営業先での正座


掲載日:2005/09/03
投稿者:あきこ(広島県28才女性)

社会人1年生のときのことです。
金融機関でお客様を訪問する営業を担当することになり、最初は、社内で一番厳しいと評判の指導担当者が私について営業にいくことになりました。
行き先は田舎が多く、お年寄りの方が多いので、1箇所に2~3時間いることも多かったのです。指導担当者からは、お客様の前では正座し、絶対に足を崩さないよう指導を受けていましたが、初めての訪問先で座敷に通され、2時間ほど長話しになってしまい、私は足がしびれて我慢できずに、横座りにしてしまいました。
店に戻ると、指導担当者から当然怒られました。その日は深夜まで、トイレ以外はずっと床の上で正座させられて5時間ほど説教されました。いかに自分が真剣に仕事をしていなかったか・意識が甘かったのかを反省し、正座で泣いて謝りました。
数日後、別のお客様のところで3時間ぐらい正座した後、帰る際、今度は足のしびれでうまく立てずにお客様の前で転んでしまいました。指導担当者からはまたもや注意され、仕事の後毎日2時間以上正座して慣れるよう訓練させられました。指導担当者もずっと付き添って正座していたので、いじめではなかったです。
今は3時間ぐらいの正座にはすっかり慣れて、営業をやています。

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