正座の思い出

掲載日2009/10/04
投稿者なおみ(北海道女性)
高校時代、剣道部に所属していた。我ながら練習熱心ではあったが、とにかく下手だった。
団体戦に出場できる上位5名に選ばれるはずもなく、公式試合は常に応援部員として参加し、道場の片隅に正座し続けていた。
ある時、知人宅のお茶席に呼ばれる機会があり、数時間正座をしていた。
「足が痛いでしょう?」と声をかけられて初めて気がついた。板張りの剣道場に慣れているため、柔らかい畳の上の正座は楽勝だったのだ。
剣道の腕前と正座の強さは反比例するのかもしれない。むしろ「正座部に所属していた。」と名乗るべきかもしれない、遠い青春時代の思い出である。

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