新嘗祭の正座


掲載日:2011/11/29
投稿者:コニー(秋田県女性)

11月23日は日本の国民の祝日である勤労感謝の日だ。農業国である日本は古くから神々に五穀の収穫を祝う風習があった。収穫物に感謝する大事な行事として飛鳥時代の皇極天皇の時代に始まった新嘗祭の日が第二次世界大戦後のGHQの占領によって天皇行事国事行為から切り離される形で改められたものが勤労感謝の日である。新嘗祭は神座に天照大神の御霊をお招きして米、栗をはじめとする穀物の今年の出来を感謝し新穀で作ったご飯やお酒を天皇陛下が天照大神にお供えし自分も召し上がる。儀式は二日繰り返され天皇陛下は正座して行い侍従も同じように正座しなければならなかった。勤労感謝の日にこういった儀式があった事今まで知らなかった。正座してこの日を感謝したいと思う。

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