半夏生と正座


掲載日:2013/08/20
投稿者:小西洋子(秋田県女性)

今年の夏は秋田では8月1日でも雨降りでまだ梅雨が明けないが関東はかなりの暑さのようだ。夏至から11日目の7月2日は半夏生といい半夏生の前に無事田植えを終えた農家ではこの日の天候で稲作の豊凶を占ったり田の神を祭った。半夏生には関西ではたこ、嵯峨ではうどんを食べる。京都では半夏生だんごというものが昔田植えの労をねぎらって餅を各家庭でふるまった。正座して田の神様に拝んで正座して餅を食べただろうと想像がつく。今もその風習が残ってて奈良県では半夏生の頃に小麦で餅を作り豊作を願って田の神に備え農家の人もいただく。きちっと正座して餅をいただくのだろうと思う。この風習がずっと続いてほしいものだ。

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