発行日:2021/10/17
タイトル:第19回 寒い時に正座をすると温かくなるってホント？
シリーズ名:WHAT IS 正座！？
シリーズ番号:19

分類:電子書籍
販売形式:ダウンロード販売
ファイル形式:pdf
販売価格:100円

著者:HASHI
イラスト:鬼倉　みのり

販売サイト
https://seiza.booth.pm/items/3358960

本文

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　正座と聞くと「かしこまった座り方で窮屈そう」「足がしびれて嫌だ」と思う人も多いのではないでしょうか。たしかに正座に慣れていないと足がすぐしびれたり正座自体を窮屈に感じることもあるかもしれませんが、正座をすることで得られるメリットも少なからずあるんですよ。そのひとつが寒い時に正座をすることで温かくなるというもの。今回は寒い時に正座をすると本当に暖かくなるのか、実際に試してみました。


・まずは15分間あぐらをかいてみた
　まずは15分間、畳の上であぐらの姿で座ってみました。肌寒い日に体験してみたのですが、「温かくなってきた」と感じることはありませんでした・・・。むしろあぐらをかきなれていないせいか、ジンジン足がしびれてきてしまいました。


・次に椅子に座って15分間・・・
　続いて、ダイニングの椅子（木製のもの）に座って15分間過ごしてみました。いつも食事の時などは椅子に座っているので、足がしびれてたりといったことはありませんでしたが、身体が温かくなっていく感じもありませんでした・・・。それどころか足に外気の冷たさを感じて、身体が冷えていくようにも思えました。


・最後はじっと15分間正座・・・
　最後に15分間畳の上でじっと正座をしてみました。すると徐々に足が重なっている部分に熱が集まっていくように、温かくなっていくのを感じました。そもそも正座をすると通常の立ち姿や座り姿と比べて表面積が少なくなるため、熱が逃げにくくなります。確かに椅子に座っている時やあぐらをかいている時と比べて、正座をしている姿は外気に触れている面が少ないですよね。また、実際にほかの座り方と比べて正座をしている時の方が外気の冷たさをあまり感じなかったように思えます。


・まとめ
　いかがでしたか？　今回あぐら、ダイニングの椅子に腰かける、正座の3種類の坐り方を試してみましたが、正座をした時が一番身体が温かくなった印象を受けました。例えば美容の世界ではお風呂の中で正座をすることで温浴効果が高まるなんて話もあるそうです。今回は15分間で試してみましたが、もしかしたらもっと長めに正座していればそれだけ身体に温かみを感じるようになるかもしれませんね。もちろん個人差はあるかもしれませんが気になる方はぜひ実際に試してみてください。