花火大会を正座で


掲載日:2011/09/28
投稿者:コニー(秋田県女性)

8月は全国で花火大会が行われた。隅田川花火大会、秋田の大曲の花火が有名である。歴史的に残る花火大会は両国の花火大会が最古。江戸時代、享保17年の大飢饉で多くの人の餓死者が出た。更に疫病が流行し国勢に多大な被害と影響を与えた。8代将軍吉宗は翌年の18年5月28日犠牲となった人々の慰霊と悪霊と悪病退散を祈り隅田川で水神祭を行った。この時に両国橋周辺の料理屋が公許により花火をあげたことが由来とされているという。花火大会にこのような歴史や祈りがあったこと知ると花火大会は正座して祈り開始した方がよいと思う。花火はとても美しい。その背後に多くの人々の慰霊、悪病退散の願いがあった事を知るとこれから花火大会を見るときは正座して多くの人々の慰霊を祈らなければいけないと教えられる。

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