[227]第3回 集中力の欠けやすい梅雨時期にとっておきのおすすめアイデア


発行日:2022/05/22
タイトル:第3回 集中力の欠けやすい梅雨時期にとっておきのおすすめアイデア
シリーズ名:まさかの正座で快適計画
シリーズ番号:3

分類:電子書籍
販売形式:ダウンロード販売
ファイル形式:pdf
販売価格:100円

著者:Lisa Kawakami
イラスト:鬼倉 みのり

販売サイト
https://seiza.booth.pm/items/3883425

本文

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まさかの正座で快適計画

第3回 集中力の欠けやすい梅雨時期にとっておきのおすすめアイデア

 春という心地の良い気候が終わるとやってくるのがじめじめとした梅雨の季節。どうしても体が重く感じてしまったり、なんだかやることなすこと“身体も気持ちもついてこない!“そんなことってありませんか。


 そんな梅雨時期に、なんとか重い腰を上げて、「さあ!今日のタスクをこなすぞ!」と作業を始めては見たものの、どうしても集中力が続かない・・・
 そのような経験は、おそらく私以外の誰もが経験したことのあることではないでしょうか。

 今回は、集中力が欠けやすい梅雨時期にこそ、日常生活の中に取り入れてみていただきたい集中力を保たせる為のとっておきのアイデアについてお話しさせていただきたいと思います。
 とはいえ、本当に集中力を保たせることなんかできるのでしょうか。
 実はそれほど難しくなくお手軽にできてしまう方法で、このような梅雨時期でも集中力を欠かさずに作業に取り組める方法があるのです。
 それは“正座“です。
 正座で集中力が保たれるだなんて一体どういうことなのか疑問に思われるかもしれませんが、正座をする際にピンと伸び正された姿勢は、背筋の曲がった猫背のような姿勢に比べて、感情面においてポジティブな方向に導かれやすいと言われています。
 取り組もうとするタスクについて、後回しにしたくなるネガティブな思考よりも、タスクに関して前向きに捉えられる思考の方が強く引き起こされる状況となることで精神的な面においても正座を取り入れることのメリットはお分かりいただけるのではないでしょうか。
 また、上述の通り背筋をしっかり伸ばし姿勢を正す行為が、心身ともに適度な緊張状態を生じさせることから、背筋を曲げた姿勢よりも、集中力を阻害させる気怠さや眠気を起こしにくくさせると言われています。そのことから、身体的な面においても正座を取り入れることのメリットはお分かりいただけるのではないでしょうか。


 しかし、残念ながら世の中には万能なものはありません。
 正座は、一定時間以上続けると足が痺れてしまうというのは有名な話です。これは足を圧迫することで循環を悪くしてしまうことで生じるもので、物理的に長時間していいものではないということと正座という座り方に身体がなれてしまうことで、正座による集中力を保つべく本来期待される効果が薄められてしまうことが考えられるため、常に使える手段ではないということを抑えておく必要はあるでしょう。
 ここぞという場面で短時間と決めて、この梅雨時期に集中力を欠かさないために正座を取り入れてみられてはいかがでしょうか。

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